新築して間もない家でも家庭の事情や、経済的な理由からすぐに売却を検討する方は少なくありません。
新築物件は1度でも住めば中古扱いになるため、高く売れるか不安になります。
本記事では、新築した家をすぐに売りたい方に向けて、コツや注意点をご紹介していきます。
新築物件を高く売却したいなら「すぐ」がおすすめ
新築物件の定義は「建築後1年以内・未入居である」で、入居者がいたり完成後1年を経過した場合は中古物件に変わります。
新築物件は定義のとおり、誰も住んだ経緯がなく築1年以内のため買主から人気です。
基本的に中古物件になると価値が低下するため、購入時に支払った金額より安い価格での売却になります。
築年数が経つほど価格は下がり、マンションだと築10年で購入時の80%、一戸建てで50%まで下がるケースがほとんどです。
しかし近年は地価が上昇している地域もあり、こうした地域では購入時よりも高い価格で売れるケースも見られます。
すべての物件に該当するわけではないため、早く売るほど高く売れると考えておきましょう。
新築物件をすぐに売却する理由とは
買ったばかりの新築物件をすぐに売る理由で多いのが、離婚や住宅ローンの返済が困難になった場合、転勤や設備不良や近隣住民とのトラブルなどです。
売却理由はとくに買主が気にする部分で、離婚や住宅ローンの返済が困難になってしまったなど直接住宅に欠陥がない場合は、逆に正直に伝えたほうが好印象です。
設備不良などのトラブルが原因で売る場合にも、買主に隠さずきちんと事実を伝える必要があります。
なぜなら、買主が購入後に損害を受けた場合は、売主に対して損害賠償を請求する恐れがあるからです。
新築物件をすぐに売却するときの注意点
新築物件とは先述のとおり、完成後1年以内に誰も住んだ経緯がない物件で、1度住んでいれば中古扱いになります。
買ったばかりの物件を売るときの注意点は以下の3つです。
①売るときに諸費用がかかる
不動産を売ったら売却金額がすべて手元に残るわけではありません。
媒介をしてもらった不動産会社への仲介手数料や、譲渡所得税などの出費があるため、それを見越した売却価格に設定しましょう。
②残債支払
既存の住宅ローンを土地建物売却金額にて完済しないといけないため、売却額で残債が完済できるか確認しましょう。
③契約不適合責任
契約不適合責任とは、売主が物件を引渡したあとに欠陥が見つかった場合、補修費や損害賠償などを売主が負う責任です。
雨漏りやシロアリなどの瑕疵がある場合は、買主に必ず伝えましょう。
まとめ
新築物件を売却する場合、できるだけ高く売りたい方はすぐに売却しましょう。
その際、買主には売却理由を隠すことなく正直に伝えるのが重要です。
残再支払いや契約不適合責任にも十分配慮し、納得のいく不動産取引をおこなってください。
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