これから土地の購入を考えている方は、家を建てる際の規制について知っておくべきです。
一見理想どおりの場所に見えても、そこでは目に見えない規制が隠れていることもあります。
まずは、土地を購入する際に重要となる「日影規制」について説明し、その後に購入時の注意点にはなにがあるのかをご紹介していきます。
日影規制とは?土地購入時に知っておきたい知識と統計
日影規制の読み方は「ひかげきせい・にちえいきせい」のどちらでもかまいません。
そしてこの規制は、建築基準法で定められるものです。
北半球に位置する日本が、1年でもっとも昼間が短くなる冬至を基準として、日がまったく当たらないことがないように定めたルールと覚えておきましょう。
そのため、たとえば背の高い種類の家を建てたい思っても、日影規制のために隣の平屋に日が当たらないことがわかれば理想の家が建てられないこともあります。
土地購入時に注意したい日影規制の注意点についてご紹介
3階建ての家を建てたい場合、日影規制のために建てられない場合があります。
特に、南や東から日を遮ってしまうような建物を建てる場合、近隣の平屋などに少しの時間でも日光が当たるように設計しなければなりません。
日光が当たらないと洗濯物を干すときに困るだけでなく、冬に寒くなり光熱費がかかるなど、複数のデメリットが発生します。
理想の家を建てるなら、規制に引っかからないかどうかを気にして場所選びをすることも重要になってきます。
土地購入時に知っておきたい日影規制以外の北側斜線制限とは
土地を買う際には、北側斜線制限についても知っておきましょう。
北側斜線制限とは、北に位置する隣人の家の日当たりを考慮し、南から日光が当たるよう建物の高さを規制したものです。
この制限により、家が建てられる範囲が限られます。
敷地いっぱいに家を建てたいと考えていたり、隣の家の日当たりを考えずに3階建てを建てようとしたりするときには注意が必要です。
土地だけ見て、理想のマイホームが建つとは限らないことを覚えておきましょう。
ただし、川や道路と接しているなどの条件をクリアすれば緩和される場合もあるため、不動産会社へ相談してみましょう。
まとめ
理想のマイホームが建てられそうで、周辺環境も悪くないという土地があった場合でも、建てられない家があります。
注意点は、日影規制や北側斜線制限に引っかからないようにすることです。
自分たちだけの快適さを優先することは許されず、隣人の生活も考慮することが求められます。
気に入った場所で夢のマイホームが建てられるか、しっかり調べた上で購入しましょう。
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