マイホーム購入時に頭金が必要なことは知っているが、「なぜ必要なのか」「相場はいくらなのか」知らない方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、マイホーム購入時に必要な頭金の相場と注意点について解説しますので、購入を検討中の方は参考にしてみてください。
マイホームの購入に必要な頭金とは?
マイホームの購入時に必要な頭金とは、不動産価格の一部を先払いするお金のことで、自己資金から現金で支払うのが一般的です。
不動産価格から頭金を差し引いた金額に対して住宅ローンが組まれるため、頭金が多いほど返済額が低くなるのが特徴です。
たとえば、3,000万円の不動産を購入し1,000万円を頭金とした場合、残りの2,000万円に対して住宅ローンが組まれます。
それに対し、頭金が2,000万円の場合は残りの1,000万円に対して住宅ローンが組まれるため、金利支払総額を下げることが可能になります。
頭金の有無によって返済額が変わるため、マイホームの購入を検討している方は相場を把握しておきましょう。
マイホームの購入に必要な頭金の相場はいくら?
頭金の相場は、不動産の種類にもよりますが不動産価格の10%から20%が多いです。
「2018年度フラット35利用者調査」によると、頭金の平均額は中古マンションの場合で310万円、新築マンションの場合で714万円、注文住宅の場合で636万円と言われております。
また、2016年に発表された日銀のマイナス金利政策により住宅ローンの金利が下がり、返済額の負担が減少したことから頭金の比率も低下しており、なかには頭金0円で購入可能な不動産もあります。
しかし、マイホームの購入の際に支払う費用は頭金の他にもあるため、諸費用などを確認しておくことが必要です。
頭金を支払う際の注意点
マイホームを購入する際には「手数料・登記費用・所得税」などの諸費用がかかるため、頭金と合わせて準備する必要があります。
諸費用も住宅ローンに組めますが、結果的に返済額を上げることになるため効率的とは言えません。
不動産価格の3〜10%かかる諸費用を準備するとともに引っ越し自体の費用も考慮して、家計を圧迫しない範囲で頭金を決めると良いでしょう。
また、不慮の事故が起きた際の医療費や子どもの教育費など予期せぬ出費も想定されるため、頭金の支払いすぎには注意が必要です。
頭金の支払いを多くして返済の負担を小さくすることも大切ですが、日々の生活を苦しくしては本末転倒なため、余裕を持った金額設定にしましょう。
まとめ
マイホームの購入の際は、不動産価格の10〜20%ほどの金額である頭金を支払う必要があります。
頭金を支払うことで住宅ローンを組んだ際の返済額を下げられますが、諸費用や購入後の資金計画を考慮しないで決める場合、家計を圧迫してしまう可能性があるので金額設定には注意が必要です。
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