今回は、空き家を売りたい方への参考情報として、空き家を現状のまま売ること、更地にして売ること、それぞれのメリットやデメリットについて解説します。
また、空き家の売却時にかかる費用や税金についてもお話ししますので、そちらもぜひ参考にしてください。
空き家を売りたい方へ!現状のまま売るメリット・デメリット
なるべく手間や費用をかけずに空き家を売りたいと考えるのであれば、現状のままで売るのがおすすめです。
現状のままで売る最大のメリットは、解体費用の負担がないことです。
また、空き家の状態が良ければ、中古住宅として普通に売り出すことができるという手軽さもあります。
ただし、空き家の築年数が相当経っており「古家付き土地」という状態で売り出す場合は、買主は解体費用なども考慮しなければいけないので、その分安く買い叩かれてしまうリスクや、「家の見た目が悪いので売れにくい」というデメリットがあります。
空き家を売りたい方へ!更地にしてから売るメリット・デメリット
空き家の見た目があまりにも悪かったり、建物の状態が悪い場合、空き家を解体して更地にしてから売るのがおすすめです。
きれいになった土地だけを見てもらえる分、見た目の印象がいいので早期売却につながりやすいというメリットがあります。
古家付きの状態で売るより高く売れる、というメリットも見逃せません。
ただし「たとえ土地の見た目が良くなっても、立地など他の条件もあるので解体費用を先に負担しても必ず売れるとは限らない」というデメリットもあります。
空き家を売る際にはどんな費用や税金がかかってくるのか?
空き家を売る際には、以下のような費用や税金がかかってきます。
●更地にしてから売る場合にかかる解体費用
●空き家売却が成立した場合に不動産会社に支払う仲介手数料
●空き家相続後、まだ自分名義に変更していない空き家の売却を可能にするための相続登記費用(相続登記を済ませていない不動産は売却不可)
●空き家売却によって譲渡所得(売却益)が出た場合に課せられる譲渡所得税
譲渡所得税については、譲渡所得が出なければ課税されません。
また、一定の条件を満たしていれば譲渡所得から最大3,000万円の特別控除を受けられる特例を適用できますので、譲渡所得が出そうな場合はぜひ適用条件を調べてみましょう。
まとめ
空き家を現状のまま売ることと、更地にして売ること、それぞれのメリットやデメリットを解説したうえで、空き家の売却時にかかる費用や税金についてお話ししました。
空き家の売却方法はどちらがいいか、という判断が難しい場合は、弊社までお気軽にご相談ください。
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