集合住宅に住むことをお考えの方のなかには、隣の部屋の音がどのくらい漏れるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
部屋で音楽を聴くのが趣味だったり小さい子どもがいたりすると、周りに迷惑をかけるのではと気がかりな方もいるでしょう。
そこで今回は、賃貸物件で気になる音漏れの注意点や対策を解説します。
賃貸物件で注意したい音漏れ!音漏れをチェックする方法は?
賃貸物件のアパートを探す方にとって、部屋の音漏れの度合いは入居を決める前に確認しておきたいポイントではないでしょうか。
アパートが音漏れしやすいと言われるのは、アパートの構造に原因があります。
マンションは鉄筋コンクリート造が多く防音性に優れていますが、アパートは木造もしくは鉄骨造がほとんどで、防音性が低く音漏れがしやすい構造になっています。
では、物件選びの際にどのような点に注意すれば良いか確認しましょう。
内見のときに壁を叩いてみる
壁を叩いて音を聞いて、壁の厚さをチェックしましょう。
壁の中が空洞の場合は高い音がするので、そのような物件は音漏れのリスクが高くなります。
間取りを確認する
壁を挟んで居室が隣り合う間取りの場合、居室でくつろぎたいときに隣の部屋から音が聞こえやすく、うるさく感じてしまいがちです。
一方で、隣との壁の向こうが洗面所や浴室の間取りであれば音漏れが気になることは少ないでしょう。
周辺環境や入居者を確認する
近くに保育園、公園などがあれば日中に子どもが遊ぶ声がしたり、大学周辺であれば夜に学生が部屋で騒いだりする可能性があります。
入居前に昼と夜、どちらの時間帯にも足を運び、周辺環境をチェックしておくと安心です。
共用スペースが荒れていないか、騒音トラブルの張り紙などがないか、確認しておきましょう。
賃貸物件で音漏れが気になる!音漏れを予防する方法や注意点は?
集合住宅に住むときはお互いに気持ちよく住めるように、周囲に迷惑をかけないように注意したいですね。
騒音トラブルの予防に知っておきたい対処方法と注意点を見ていきましょう。
1階の角部屋を狙う
子どもがいる場合、駆け回る足音が階下に響きやすいので、1階の部屋を選んだほうが周囲に迷惑をかけずに済みます。
また隣との接点が少ない角部屋を選択すれば、子どもの泣き声や騒ぎ声が周囲に漏れにくいのでおすすめです。
窓やドアを開けっぱなしにしない
窓やドアは通常は閉めておき、換気のために開ける際はなるべく静かに過ごすようにすると周囲に迷惑をかけずに済みます。
騒音問題で困ったら管理会社に相談する
周囲の騒音で生活に支障がある場合は、まず管理会社に相談しましょう。
管理会社から早い時期に注意をしてもらうと、騒音が常態化しないで済むケースも多くあります。