不動産売却は、想像していたよりスムーズにいかないケースも多いです。
数ある売却物件の中で、購入希望者から家を選んでもらわなければならないためです。
購入希望者は立地条件や環境、設備などたくさんの要素で判断します。
しかし、実はにおいが購入欲を抑制させてしまうデメリットとなることもあります。
家のにおいの原因や対策方法を知り、優位に売却を進めていきましょう!
不動産売却時にデメリットとなるにおいの原因は水回り?
不動産売却時、できるだけ高く売却したいと考えるでしょう。
価格設定には、立地条件や物件の間取り等、さまざまな要因が反映されます。
不動産売却時には、必ず購入希望者が内覧をして物件がどんな状態かを確認するため、デメリットは少ないに越したことはありません。
意外と盲点なデメリットが「家のにおい」。
視覚や聴覚と同様、五感のうちの1つである嗅覚が感じるにおいは、不快であればあるほどマイナスな印象を与えてしまいます。
嫌な家のにおいは、油が酸化したものや汗の染み込んだ布団や枕、体臭、ペットのにおいなどが原因となり発生します。
特に影響を与えやすいのが、キッチンやお風呂場などの水回りから発生するにおい。
水回りには排水口があり、悪臭の原因となりやすいのです。
排水口は下水管への入り口であるため、こまめに掃除していないとすぐに嫌なにおいを発生させてしまいます。
効果的な消臭方法で不動産売却時にデメリットでしかないにおいを消そう!
どんな家でもその家のにおいはありますが、デメリットとなるような不快なにおいは不動産売却時には解消しておきたいところ。
1番簡単な消臭方法は、水回りを掃除することです。
特に排水口はぬめりや汚れがこびりつきやすく、そのまま放置しておけば嫌なにおいの原因になってしまいます。
そのためできるだけこまめに水回りを掃除することが、効果的な消臭方法です。
しかも、水回りの掃除はそんなに大変でもありません。
重曹やクエン酸、スポンジ等を用意すればとても簡単!
●できる範囲で排水口の汚れをスポンジ等で取り除く。
●お湯1カップにクエン酸小さじ2を溶かし、クエン酸水を作っておく。
●重曹1カップをふりかけて、その上からクエン酸水をかける。
●発泡しだしてから30分ほど放置。
●お湯をかけ洗い流す。
洗い流せなかった部分はスポンジ等でこすってみましょう。
簡単に落ちますよ。
もしこの消臭方法で嫌な家のにおいがとれない場合、水回りの汚れではなく、ストラップやホースの不具合かもしれません。
放置すれば不動産売却時にデメリットとなることは間違いないので、専門業者に見てもらうことも検討してみましょう。