ここ数年で自然災害が増え、台風や雷で停電を経験した方もいるのではないでしょうか。
賃貸で近所に知り合いのいない一人暮らしの方や、小さいお子さんがいるご家庭は特に心配ですよね。
今回は、賃貸で停電が起きたときの対処法についてご紹介します。
賃貸で停電しときの対処法~まずは確認から~
賃貸で停電になった場合は、まず状況確認しましょう。
自分の部屋だけか周囲一帯が停電しているのか確認できたら、コンセントを抜きます。
これは停電から復旧したときに高圧電流が流れ、電気機器が故障するのを避けるためです。
また、コンセントの放電などで火災になるのを防ぐためでもあります。
機器のスイッチがオン・オフどちらの場合でもなるので、停電したらコンセントを抜くことは覚えておきましょう。
自分の部屋だけ停電している場合
ブレーカーが落ちている場合が多いので、まずブレーカーの確認をしましょう。
ブレーカーを入れても復旧しなければブレーカーの故障が原因かもしれません。
建物全体が停電している場合
周囲は停電しておらず建物全体が停電している場合は、賃貸物件にある共用部分のブレーカーが落ちたか故障の可能性があります。
管理人、または管理会社に連絡しましょう。
周囲一帯が停電している場合
電力会社が復旧作業にあたるため、しばらく時間がかかります。
ネットで電力会社の名前と停電情報を入力し、情報収集しましょう。
台風や雷など自然災害による停電の場合はさらに長引く可能性があります。
夏なら水分補給と熱さ対策をし、冬は部屋の温度と体温を逃がさないよう対処法を工夫して復旧を待ちましょう。
賃貸で停電したときの対処法~日頃の対策について~
停電は突然やってきますが、日頃の対策として気を付けておくことや準備しておくものがあります。
まずは、普段からブレーカーの場所を確認しておきましょう。
賃貸の共用部分のブレーカーは外にある場合も多いので、普段から知っておくことが大切です。
頻繁にブレーカーが落ちるなど、古いブレーカーは火災のリスクが高いので交換の必要があります。
アンペア数をオーバーしている場合はアンペア数を上げることを検討してもよいですが、電気代も高くなるので注意が必要です。
そのままのアンペア数で使用するには、電力を多く消費する電化製品(電子レンジ・ドライヤー・エアコン・電気ストーブ・ホットカーペットなど)の併用を避けることです。
普段からできる備え
復旧するまで時間がかかる場合は、しばらく自宅で過ごさなければなりません。
以下のような備えがあればいざというときも安心です。
●食べ物や飲み物の備蓄
●懐中電灯
●ラジオ
●簡易トイレ
●モバイルバッテリーや電池
※電池は定期的にチェックしましょう