人気の高いオートロックの賃貸物件ですが、どんな利便性があるのでしょうか?
オートロックの物件に住むなら注意したい宅配便や緊急時の対応もあわせてご紹介します。
一人暮らしでも安心!賃貸物件の鍵がオートロックだと防犯性が高い
オートロックとは、その名のとおり自動的に鍵の開け閉めをしてくれるシステムのことです。
マンションのような集合住宅の場合、住人以外が簡単に出入りできないように共用エントランスにオートロックが採用されているところが多く、住人の出入り以外はインターホンで住人が許可した場合のみ、ドアが開くようになっています。
住人や住人が許可した人物しかマンション内に入ることができないため、防犯性に優れており、一人暮らしの女性でも安心感があります。
オートロックの鍵の種類は多く、一般的な鍵タイプのもの、暗証番号を入力するテンキータイプのものの他、カードタイプや生体認証システム、最近ではスマホを使ったものもあります。
鍵がオートロックの賃貸物件では置き配はどうなる?
新型コロナウイルスの影響で、宅配便で届いた荷物を直接手渡さずに玄関前に置く「置き配」という方法が増えています。
オートロックの物件では、不在時には対応することができないため玄関前まで宅配便のスタッフに来てもらうことができません。
どうしても置き配にしたい人はあらかじめ玄関以外で荷物を置いてもらえる場所、自転車のカゴや受付などを指定できるか確認しておく必要がありそうです。
また、置き配に使用できるスマホアプリもあり、このアプリを使えば家にいなくてもスマホを通じてオートロックを解除することが可能です。
鍵がオートロックの賃貸物件では救急車が来たらどうすればいい?
緊急の場合、たとえば救急車が来た場合には、オートロックの賃貸物件ではどのような対応をすればいいのでしょうか。
一人暮らしの人が救急車を呼んだきり意識を失ってしまった場合、救急隊員が来てもオートロックを解除することができません。
ただ、そんなときのために、オートロックのマンションには緊急時にドアを開けるための緊急スイッチがあります。
緊急スイッチの場所が救急隊員にわかりにくい場所にある場合は、普段から緊急スイッチの場所を覚えておいて、救急車を呼ぶときに伝えるようにしましょう。